アイスクリーム工房 ぼぼり 東京・西荻窪

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Megダイアリー 2003年6月21日(土)

HAWAIIの塩で漬けた梅干し

私はハワイアンキルトを習い始めて一年半。
仕事があるので、なかなか思うように作品が作れなくて、いらいらしたりもするけれど、でも、針を持つ僅かなひとときが私にもたらす優しい時間は私にとってかけがえのないもの。
針を持つと、不思議と気持ちが落ち着きます。

子供の頃から、母や祖母の手を見て、見よう見まねで何かを縫うのが好きでした。
祖母は、それはそれはお針仕事の上手な人で5歳くらいに私のお遊びのような縫い物にも厳しい人でしかも銚子の網元の娘だったので口も悪くて「長い針を持つのは、馬鹿」とか、「針目は揃える」とか言ってたなぁ。
普段は人のいい、優しいおばあちゃんなのにお針持つとちょっと怖かった。

小学校高学年でかぎ編みにはまって、マフラーとかをせっせと編んだ。
中学生の頃にはフランス刺繍にはまって、田舎の春の花が満開の風景を刺して、それは家庭科の先生によって学校の資料にするといって、返してもらえなかった。
高校の時は、キルティングのバックを好きな男の子に作ってあげるのが流行って、いろんな巾着を作ったっけなぁ。
今でも思い出すけど、ピンク色のKIKIのバック、我ながら良くできいて可愛かったなぁ

大学生になると、母がその頃お教室にせっせと通っていたパッチワークを見よう見まねで作ってみたりした。
母の布の色あわせが好きじゃなくて「これはこういう風に組み合わせようよ」「この組み合わせは野暮ったいよ」とか批判ばかりして、うるさがられた。
そのうち、母の作るモノの配色は最初から私がすることに。
結構色々なバック、作ったっけ。
その後も、時々思い出したようにセーターを編んでみたり、レース編みをしてみたり、
、、

でも、ここまでハワイアンキルトにはまるとは正直思わなかった。
だって、10年以上前にHAWAIIに行き始めた頃には、HAWAIIの高級なホテルに大事に掲げられているアンティークキルトを目にしても、このあまりにも大胆で大らかなパターンのモチーフと配色を「なんて子供ぽいんだろう」って思っていて、好きではなかったから。

今月に二回、吉祥寺に習いに行っているのだけれど、そこで一緒に習っている方は私の母よりもお年が上の、大先輩ばかり。
いつもいつも若輩者の私を「めぐちゃん」「めぐちゃん」と呼んで皆さま本当に私に良くしてくださってとっても恐縮している。
その中のお一人には特にお世話になっている。
その方は、美味しいものが大好きで、好奇心旺盛な方。
お塩が大好きとおっしゃるので、入荷したばかりの奥能登のお塩をいつものお礼にと思って送らせていただいたら、ご丁寧にもそのお礼と言ってわざわざお店に来てくださってHAWAIIのお塩で漬けた梅干しというのを頂いた。
梅干し大好きの私、でも最近あまぁいお菓子のような梅干しばっかりであまり食べなくなっていたんだけど、頂戴した梅干しは久々にとっても酸っぱい梅干しで大感激。
しあわせ〜。

長野に住んでいたときは、よくご近所や伯母達から野沢菜の漬けたのや、梅漬け、お惣菜なんかをちょこっといただくことがあって、それがとっても嬉しかったけど、今は、まったくそういうことがなかったから余計に嬉しかった。
HAWAIIのお塩って、ミネラル分が多いのかなぁ。
ほんと、いい味出してます。
大事に大事に食べてる私でした。
自分で漬けるような環境にもないし、ずくもないし(長野弁で根気とかやる気がないという意味)。

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Megダイアリー 2003年6月19日(木)

砂と塩

先日、面白い経験をしました。

砂塩風呂というもの。

まず、受付を済ませると、薬草茶を2杯以上飲むことを指示される。
そして、脱衣所に進む。
私達は、お砂場に入る用の浴衣を下着などを一切付けずに着るように指示され、特殊加工を施した抗菌塩に死海の塩を配合したものに中に埋められるのです。
この中で蒸されることで死海の塩に含まれる豊富なミネラルが体内に吸収されると同時に、もの凄い大量な汗をかいて、老廃物を排出するのです。
血管が拡がり血行が良くなり身体の隅々まで酸素と栄養分が行き渡り新陳代謝が活発にもなるのです。

海に行った時に砂にうめられたのなんて、いったい何時のことだったっけ?って感じだけど、これはそんな幼少期のことを思い出させてくれる体験です。
砂の匂いってあぁ、こういう匂いだったよなぁって。

で、汗をかきにくい私がびっしょり汗をかきました。
うめられている時間は15分。
ちょっと物足りないっていうくらいの時間なのですが、汗の量は半端じゃない。
で、軽く砂で背中や肩をマッサージされるんだけど、これがまたもの凄く気持ちがいい。

うめられている間、オプションで顔にパックをしてもらえる。
私はクレイパックをしてもらった。
顔、つるっつるよ、終わった後。
行くんだったら絶対にやってみた方がいいですね。

で石鹸などは使わずにシャワーのみで汗を流したら、二枚目の浴衣に着替えて、これまた下着は付けません。
そして、リラックスルームに行って、リクライニング出来る椅子でタオルで保温されながら二次発汗をさせます。
ここでも薬草茶を沢山飲むように促されます。
枇杷の葉のお茶、黒豆のお茶など。
お茶請けとして、ゴマプリンや梅干しも供されてなんだかとってもいい感じ。
マイナスイオン空間でたっくさん汗をかいて、オプションで足裏マッサージ等のマッサージを受けることも出来て、極楽極楽。

普通サウナに入ると心拍数が上がってしまって辛かったりするんですけど、この砂塩風呂だと身体の疲れは少ないのに、しっかり汗をかくことができて翌日もものすごく身体が軽かったですよ。
これはいいと、私も主人もお気に入り!
夏が終わったらまたこようと、しっかり会員になって帰ってきました。
ただ家からちょっと遠いのがねぇ。
車で行ったんですけど、一時間かかりますからねぇ。
で、場所はどこかって?
東京都昭島市田中町3−8−8
砂楽砂
042−500−2641

スパ昭島と同じ敷地内にあります。
行ってみてね。
平日の夕方はとっても空いてました。
でも、必ず予約をして下さい。
一時間ごとの時間制です。

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Megダイアリー 2003年6月14日(土)

0L銭道のあやめちゃん

見てますか?OL銭道。
最初は彼女のあまりのドケチ振りが度を超していて「そんな奴はおらん!」とか軽くつっこみを入れながら楽しくみていたんだけど、だんだんと話が進んで行くうちに彼女が真一さんを好きなのにそれを伝えられない哀しい乙女心とか、伝えても上手く行かない切なさとかが、なんともいじましくて、見ているこっちまでキュンとかなってしまって、、、
だってね、男女の間の関係で上手く行くか行かないかって結局は組み合わせでしかなくて、誰が悪いとかってこともないし、何が悪いってこともないはず。
タイミングだけだと思うのね。
だから、あやめちゃんと真一もタイミングがちょっとずれちゃったことで、お互い好きな気持ちはあっても、他の人と結婚することを決めちゃったりして。
う〜ん、辛い。
本当に好きなら、絶対にプライドとかメンツとかそういう時に邪魔になるようなものは脇に避けて、素直にならなくちゃダメだよね。
今恋愛中の方、頑張って。
既婚者の方、相手を大切に。
離婚を考えている人、一時期は確かに辛いこともあるけどきっと決断したことを良かったと思える日が来るはずです、頑張って。

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Megダイアリー 2003年6月13日(金)

へとへとです

今日は、再びテレビの撮影がありました。
こう見えて、あがり症の私は、テレビのお仕事が苦手です。
よって、このごろは主人に出演してもらったり、スタジオに行ってもらったりして出来るだけ自分でやらなくてもいいように仕向けていたんだけど、今日はそういうわけにいかなくて、、、
詳しいことは、オンエアが近くなってからお話しするけど、私がアイスクリームを作り方を教えなければいけなくて。
そうです、先生役だったのです。
ふ〜。
緊張したぁ。
朝から準備もしなければならなかったし、撮影終了後はキルトのお教室だったし、撮影の直前にはお仕事関係で来客があって応対をしなければならなきゃならなかったりで、てんこ盛りのスケジュールの一日でした。

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Megダイアリー 2003年6月12日(木)

六本木から永田町

月曜日、用事があって、六本木ヒルズの向かい側あたりにいた。
その後、主人と18:00に神保町の交差点で待ち合わせをしていたので、ちょっとお茶をしてからバスにでも乗って向かおうかなぁっと思って、歩き出す。
16:00ちょっと前。
六本木に来ると必ず寄ってしまうのが、青山ブックセンター。
本を買うと荷物になるから、止めよう止めようと思うのだけど、実際最近本はヤマトブックサービスを利用してインターネットで買うことが圧倒的なのに、ここだけはダメ。
どうしても足が向いてしまう。
今日も入ってしまったぁ。
で、数冊購入。
肩にバックがずしっと食い込む。
で、お腹が空いたなぁ。
何処に入ろうかなぁ。
入ろうと思っていたお店は、なんだか新装開店したのか、芸能人の名前の書かれたお祝いの花が入り口に仰々しくずらぁ〜っと並べられていて入るのに気後れするし、さらにいかにも水っぽいお兄さん達が黒いスーツで立っていて呼び込んだりしたりして、こっぱずかしいことこの上ないので別の店にすることに。
六本木交差点の交番の隣、『ベトナムコーヒーのお店、「チェグエンコーヒー」?入ってみようかなぁ?』
ファーストフードみたいなシステム、サンドイッチとアイスコーヒーとフランを注文してみた。
おいしい。
ここのサンドイッチ、いいなぁ。
また今度、六本木に来たら別の種類のサンドイッチにTRYしてみよう。
で、う〜ん、バス停、バス停、、、
とことこ、とことこ、バス停探して歩いているうちに坂を下ってしまったぁ。
また登るのはめんどくさいからもっと、先まで行ってみよう。
それにしても、六本木はお洒落な人が多いから目の保養になるなぁ。
六本木ヒルズが出来て更にお洒落で、お金持ちそぉ〜な人が増えた気がする。
中央線沿線とは大きく雰囲気が違う街に行くときには、私もちょっとはお洒落する。
西荻だけにいると、ほ〜んと見た目に気を遣わなくなっちゃうんだよね。
いかんいかん。
駅から家もお店も近いし、ご近所感覚でどこでも行っちゃう。
そういやぁ一時期、コンビニにパジャマで行っちゃう若者がいっぱいいたけど、最近見かけないね。
あ〜いうのも流行っていうものがあるの?
勿論、パジャマというごくごくプライベートであるべき服装で外出できるという恥ずかしいと思う神経の欠如した状態が普通じゃないんであって、見かけなくなったことを寂しがっているわけではありませんけど。

さらにとことこ、とことこ。
アークヒルズが見えてきた。
この辺は、溜池の交差点近くにオフィスを構える事務所ででOLをしていたときに良く来た場所。
でも、あれっ?
一本裏道にこんな神社あったけ?
久国神社。
なんとなく気になるからお参りしていこう。
とってもちっちゃな可愛らしい神社。
境内に家庭菜園や児童公園のように滑り台がある。
air pocketのようにここだけ空気が違う。
あじさいが綺麗だ。
お参りをして、このまま大きな通りではなくて、裏道を行こう。
私には昔から不思議な能力があって、一度通った道は絶対に忘れないし、土地勘が異常に良いこと。
こういう風に行けばこの辺に出るかなぁ?っていうのはまず、外れない。
遠くにTBSが見えてるし、きっとこの道で大丈夫。
とことこ、とことこ。
初めての道を歩くのは本当に楽しい。
色々な発見が出来るから。
って、こんな風に歩いていって、結局永田町まで歩いてしかもだいぶ昔に乗ったバス路線だったから、お茶の水行きのバスのバス停が見つけられなくて、あっちふらふらこっちふらふらで心の向くまま気の向くままゆっくり歩いていたので、タイムアップとなり永田町から地下鉄を使って神保町に行く羽目に。
とほほ。
一時間以上歩いたかなぁ。
ちょっと疲れたけど、楽しいお散歩でした。

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Megダイアリー 2003年6月11日(水)

SARS

無知で無自覚な台湾人医師の無責任な行動によって、日本が一時的にパニックに陥り、日本にもいよいよSARS感染者が出るのかと、戦々恐々としましたが、大丈夫だったようで、ほっとしています。

でも、台湾人医師が立ち回った各地の観光名所や宿泊先の打撃は大きく、今でも観光客がまったく見られない状況。
でも、これじゃ(特に小豆島)死活問題。
安全宣言が出ていてもだめなのかなぁ。
SARSの菌は2日しか生きられないと言うことだからねぇ。

しかも、別に台湾人医師とはなんら関係ない部分で小豆島の名産品佃煮やソーメンなどの包みは届いた先から受け取り拒否で返品する人が大勢居るというのは、どうかなぁ。
そんなにイメージが悪いかなぁ?

狂牛病問題の時は、うちも少なからず被害を受けているので、このSARSで風評被害とか過剰反応で被害を受けている方々の心中いかばかりかと。

でも、日本在住の台湾人歌手の方が同じ台湾人として医師の軽率な行動を恥じ入ると言って、この医師が泊まったことでその後相次いで宿泊キャンセルがでて既に二千万円もの赤字がでているといううホテルを自腹で一日借り切って、それを希望者に泊まってもらうということを計画したというのを、ニュースで見た。
偉いなぁ。
本来だったら、台湾政府とかその本人がするべきことだろうになぁ。

それにしてもここ一週間SARS関連の報道がないんだけど、もう、大丈夫なの?

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Megダイアリー 2003年6月9日(月)

女優さん?

とっても暑い日曜日。
沢山のお客様に来ていただいて、やれやれ、、、今日もこれで無事閉店。
と、思ったときに、何組かのお客様が駆け込みでいらっしゃって、これでもういいかなぁ思って、電気も落として、あとはシャッターをというときに、外で植物の鉢を入れようとしていた主人に小柄な女性が主人に「もう、終わりですか?もう、買えませんかねぇ?」と聞いている。
「あるものだったら何でもいいんですけど。」と、食い下がっている。
主人が「何かある?」というので、「牛乳とチョコチップだったら。」と答える。
女性が店内に入ってきて、顔を上げたときにもしかして女優のFさん?
帽子をふかぁ〜く被っていたので、主人と話をしていた時は判らなかったんだけど。
すごいちっちゃぁくて、しかも、細い!
で、テレビで見ていたより全然美女でした。
わざわざ買いにいらして下さったようで、本当に嬉しい限りです。
ありがとうございました。

最近、色々な方に来ていただいているんだなぁと、実感。

皆さん、遠くからも来て下さっているんでしょうね。
暑い中、ありがとうございます。
狭い店内で、沢山のお客様をこなすのが精一杯で満足な接客も出来ませんで、申し訳ありません。
でも、こうして日記の中でお店であったことや感じたことを書くことで満足に接客できない穴埋めが少しでもできたらと思ってます。

なので、読んでねぇ〜。

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Megダイアリー 2003年6月6日(金)

えっ?女の人?

先日お店で接客していたときのこと。

アイスクリームの取り扱いについて説明していると、私の話の内容からお客様が「えっ?もしかして店長さんですか?」というので、「あ、一応そういうことになっています。」「では、H・Pの文章を書かれているのも、そうですよね?」というので「あ?そうです。」と答えると「女の人だったんだぁ。」と、ひどく驚かれて、、、そのお客様はたまたま私が主人について書いた部分とかは読んでなかったらしくて、他の部分を読んで男の人だと思っていたようです。
大爆笑でした。

確かに私の文は女っぽくないかもしれないなぁ。

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Megダイアリー 2003年6月5日(木)

牛乳

かねてから私の中で常に懸案だった牛乳。
牛乳あってのアイスなので、これだけは拘ってこだわりすぎると言うことはないはずです。

数年前の狂牛病の報道があって初めて肉骨粉を牛に与えるという恐ろしい事実を初めて知った私。
草食動物である牛に共食いを強要するようなことをする人間の傲慢さ、いったい誰が考え出したことなんだか知らないけれど、私からすると自然界に対する大いなる冒涜と挑戦としか言いようがありません。

何年間かお商売をしてきて、実は幾つかの牧場や乳業メーカーさんとお取引させていただきました。

最初は長野のとある牧場と提携をし、牧場直営という形をとることで日本には限られた数しか飼育されていないブラウンスイスという珍しい牛のお乳を格安で手に入れることが出来、また、牧場にも何度か足を運んだりしてどんな牛からお乳をもらっていアイスを作っているかを把握する状況にありました。
でも、これは本当に恵まれた環境でアイスを作っていたのだと、今になると思います。
直営という名前をもらったことで、考えられないような価格でブラウンスイスのお乳を買わせてもらっていたのですから。
でなきゃ、シングル¥350でなんて販売できません。
通常の仕入れ値でしたら¥500以下で販売は出来ないですね。
いくら美味しいアイスだったとしても、¥500のアイスを皆さんが食べに来てくれるとはこの不景気の中、なかなかないことだと思うのです。

しかし、その後この牧場は人手に渡ることに。
牧場主がこわぁ〜いお兄さんの女に手を出したとか出さないとかでその筋の人達から逃げ回るようなことになり、お仕事もしていられなくなって、その大切なブラウンスイスという牛は長野から松阪にある牧場に買ってもらうことに。
この辺の実際の詳しい事情は私が一時期お店を離れていた時のことなので、これ以上よくは判らないのですが、、、

その後、松阪からブラウンスイスのお乳をとっていたのですが、直営という看板も外れた以上、当然お乳の卸価格は上がりました。
しかも、ブラウンスイスは日本での飼育が難しいので数の増えない牛なので、長野から松阪へのお引っ越しは彼等にとって余り心地の良いものではなかったようです。
勿論、松阪の牧場を見ていないので、推測でしか言えないのですが、ブラウンスイスには松阪の気候が暑すぎたんだと思います。
それで、お乳の質も悪くなり、折角高価なブラウンスイスのお乳を使ってアイスクリームを作る意味がなくなってしまったのです。

牛さんの体調は大事です。
お乳の味にストレートにでます。
(と、私は思っています。)
ですので、実を言えば長野の牛も結構その時の牧場の状況を反映して味にばらつきはありました。
四季折々で味に変化があるのは当然です。
そうではなく、牧場を運営している人間の問題で味が変わってしまうのです。

あんなおっとりしているような生き物でも、ストレスは受けるんですよね。

そして、今度は断腸の思いでブラウンスイスのお乳を諦めて、筑波山麓の酪農共同組合業者さんからホルスタインのお乳を分けてもらうことを決めるのです。

でも、ここも、あの雪印の一件で業務提携やら何やらで会社として存続しなくなりある日突然、「いついつで工場を閉めることになりました。いついつからはそちらとお取引は今後出来なくなりました」と一方的に告げられてお終い。
「えっ、他の業者さんとかを紹介して下さいよ。一方的にお取引できませんといわれてもこちらも困ります」と言ったのですが、「はぁ〜」と言うだけ。

皆さんにはお伝えしませんでしたが、一時期はお店、存続出来ない?とまで思いました。
だって、お乳、手に入らないのですから。
って、牛乳なんてどこにでもあるじゃない?と思いますよね。
きっと。
そんな、存続出来るか出来ないかなんて大げさなことじゃなくってって。
でも、うちが使っていたのは、牛乳ではなく、生乳だったのです。
生乳を手に入れるのは牧場直営でない限り日本では、はっきり言って宝くじに当たるくらい難しく、大変なことです。
きっと、牧場の脇にある販売所以外で生乳でアイスを作っていたのはうちくらいだと思います。
ただ、私の持論として、お乳を何度も加熱殺菌したら美味しいものの美味しくなくなると思っています。

生乳からアイスを作る時には副材料と混ぜる際の殺菌の一回だけ。
68度30分殺菌の、低温殺菌です。
日本で認められている一番低い温度での殺菌です。
それ以上高い温度で殺菌するとタンパク質が焼けた味がして、お乳本来の旨味を感じられなくなると思っています。
牛乳からアイスを作る時には牛乳にする際に既に一回殺菌されていますから、副材料と混ぜる際にもう一度殺菌をかけますので、二回殺菌です。

安全性も大事です。
でも、美味しさも追求したかった私はずっと生乳に拘ってきました。

しかしついに、生乳で作ることを断念するときがきました。
茨城の乳業メーカーから期限を突きつけられた私は必死でお乳を探しました。
料理ジャーナリストのかたのツテで牧場を紹介していただいたり、手当たり次第電話をかけてみたり。
そんな時、たまたま友人が貸してくれたある雑誌に今お取引していただいているところの記事が載っていて、『ここかも知れない!牛乳で作るならここのお乳ならできるかも知れない』と。

すぐさま電話を掛けて、事情を説明しなんとかお取引願えないだろうかとかなり無理を言ったにもかかわらず、さんざんお願いをしてお受けいただいたという経緯があります。

本当に朝霧乳業さん、富士開拓農業組合さんにはお世話になりました。
(って、現在進行形ですけど。)

当店が使用しているのはこの朝霧乳業さんがつくる、酪農家限定の放牧牛乳。
搾乳期には非遺伝子組み換え作物の餌のみ。
安心かつ安全、しかも出来るだけ自然な形で飼育された牛であることが判ります。
牛の種類はホルスタインですけれども、、、

生乳から牛乳へ。
雪印の一件、さらに様々な食物の偽装問題以降の食に対する消費者の不安感を少しでも取り除くことが出来ればと考え、美味しさより、お客様への安全性を優先した結果です。

勿論、これからも更なる美味しいお乳を求め続けて行くつもりです。
そして、出来れば私が惚れ込んだブラウンスイスの生乳で再びアイスを作りたいと思っていますし、是非皆さんにも本当に美味しいアイスを召し上がっていただきたいと思います。
日本でそれを実現するためには私自身が牧場主になる他方法がないかもしれないなぁと半分夢のように思っています。

先日富士方面に行ったのはそういう事情だったからです。
秋には再訪し、きちんと牧場をみせてもらい搾乳もさせてさらに酪農や牛に対しての知識をさらにつけていきたいと思っています。

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Megダイアリー 2003年6月4日(水)

鼠族昆虫駆除

飲食店従事者は定期的に鼠族昆虫駆除をすることを義務づけられている。
いわゆる○ルサンとかをたかなければならないんですよ。
本当は年に何回か。
でも、私はあの匂いとか翌日に残留した化学物質がとっても苦手で、鼠族昆虫は間違いなくあの世に行ってくれるかも知れないけれど、私もころっと逝ってしまいそうだよぉって感じ。
一度、○ルサン翌日の室内に入った途端吐きそうになって、慌てて飛び出てその後は仕事になりませんでした。
私、本当に人一倍鼻の匂いをキャッチするセンサーが敏感みたいで、ケミカルなものは苦手。
香水とかもダメなんだよね。
勿論、仕事をしている時にはつけてはならんと思うけど、仕事を離れたときには付けて思いっきり女したいときもあるじゃないですか、でも、すぐ気分悪くなっちゃうんだよね。
天然のエッセンシャルオイルを使ったものしか受け付けないの。
以前は、アロマテラピーの勉強をしていたからマイエッセンシャルオイルを沢山持っていたから、自分で調合したしたりしていたんだけどなぁ。
で、6月の2〜6日のお休みは○ルサンたいて、夏前にお店の環境を整えようと思い
ます。
木造の築30年以上経った建物なので、駆除しても駆除してもよそからやって来たりもするんだけど、やらないよりはいいと思うの。

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Megダイアリー 2003年6月3日(火)

素敵だよ

常連のお客さんのお話。

会話をしたこともないので、これは私のあくまでも想像。

彼女は年の頃二十代後半の女性。
仕事はたぶんイラストレーターとかの自由業。
いつも独りでお店にいらして、お店でひっそり食べて帰られる。
黒い服を着ることがほぼ90%、帽子を目深にかぶって人目を避けるようなところもあり、やや対人恐怖症ぎみなのかなぁ?と思っていた。

それが、一ヶ月か二ヶ月か前、男の人と一緒に来た。
初めてのことだったので、私もちょっとびっくりした。
そして、その日はお店で食べずに歩きながら食べるといって、takeoutされた。

今日、再び彼女が来た。
目を疑った。
彼女が真っ白のワンピースに白いカーディガン、ベージュのバック。
帽子も被っていない。
兎に角、目を見張るほど眩しいという印象。
顔も、少しふっくらしてとにかく雰囲気が女っぽい。
あの時と同じ男性と一緒だ。

きっと、幸せなんだろうなぁ、今というのが手に取るようにわかる。
このままずっと幸せであって欲しいなぁ。
ここまで、素直に変われるって素敵なことだなぁと思う。
彼女の幸せオーラは周りまで幸せのするに十分だった。

今は、恋という言葉が死語になったくらいヤリコンとか、出会い系とかとかく肉体重視の付き合いが多いけど、こういう風に恋出来る人の人生は豊かだよ。
ほんと、素敵だよ!

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